この夏は節電のために、土鍋でご飯を炊いている我が家。
といいますのも、炊飯器の消費電力は、エアコンを大幅に上回ることを知ったからなのです。
出典 ELLE |
最近のガスレンジには炊飯機能がついていて、炊飯スイッチをぽちっと押すだけで、
自動的に「最初ちょろちょろ、中ぱっぱ」をしてくれます。
炊飯時間は白米で15分ほど。
おかずを作っている間に、あっという間に炊き上がります。
(ちなみに我が家の炊飯器では、白米炊飯に50分かかります)
リンナイ DELICIA |
ガスで炊飯するための専用の土鍋も販売されていますが、
我が家ではスーパーで安価で手に入れた土鍋。
ですので、その日の気温や湿度、お米のとぎかたなどで、炊き上がりも毎日違います。
上手に炊けるときもあれば、おこげができることも。
毎日、炊き上がりの違うご飯を食べるのは、それはそれで楽しみです。
何よりも、「お米は生き物だ」と実感できるのです。
また、冷えても、おいしく食べられるのも、大発見です。
炊飯器で炊くご飯は、毎回均一にきれいに炊き上がりますが、
お米の味わいや風合いを感じられませんでした。
長時間保温、冷えたご飯は、あまりおいしいとは言えませんでした。
我が家でも、高機能の炊飯器を購入したばかりですが、
お米の銘柄を変えても、味わいはいつも同じ。
なんだか無機質な感じがしていたものです。
ということで、土鍋で炊くご飯にすっかりとりこになってしまいました。
土鍋でなくても、ステンレス製の鍋や圧力鍋でも上手に炊けるそうです。
エアコンを控えめに使用しながら、
電子調理機器の使用を控えただけで、
昨年の電力使用量よりも大幅に節電ができました。
火のパワーはすばらしいですね。
キャンプファイヤーや暖炉やろうそく・・・
原始時代からずっと用いられてきた火の灯りには、
人間としての原点、そして温かみや癒しという、
想像を超えるものがありますね。