川崎市のご夫妻のご要望で、IKEAの家具をセレクトいたしました。
ところが、なかなかの苦戦。
と申しますのも、
今回、IKEAに行ってみて、改めて実感したことがあります。
今回、IKEAに行ってみて、改めて実感したことがあります。
それは、IKEAの販売システムのなかで、
自分好みのインテリアをトータルコーディネートするのは、
難しいということです。
IKEAを訪れたことがある方なら、この言葉を、ご理解いただけるでしょうか。
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出典 http://noaruki.b.station50.biglobe.ne.jp/200901/article_1.html |
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出典 愛媛朝日テレビ |
たとえば、LDKの家具をそろえるとしましょう。
その際、全体のバランスをとって家具を選ぶことは、
自分のセンスにこだわればこだわるほど、
難しくなっていくのです。
IKEAの家具は、システム家具になっています。
この箱に、
この扉に、
この棚に、
この引出しに、
まして、
それぞれをキッチン、ダイニング、リビングと、
全体のイメージをまとめながら家具のセレクトをするというのは・・・
けっきょく、IKEAが提案している組み合わせを、
それでは賢くセレクトするには?
なかなか文章でお伝えできないかと思いますが、
以下のようなことに気を配ってコーディネートすると、
お好みのセレクトができるでしょうか。
*できるだけ細部にわたって、自分の生活スタイルをシュミレーションする
*ワンポイントで考えるのではなく、家具をひとつ選ぶにも、
自分のコンセプトにそって、全体像を考える
・・・たとえば、テレビボードを選ぶ場合
テレビボードの上におくのはどんなテレビ?
周辺機器はどのようなもので、どのようなサイズ?
その他は何を収納するのか?
家族構成はどうなっているか?
その家具をどこに置くのか?
家具をおく予定の部屋のイメージは?
その部屋の大きさはどのくらいか?
天井の高さはどのくらいか?
窓はどこにあるのか?
照明はどうするのか?
他にどんな用途でその部屋を使うのか?
主に誰とテレビを見るのか?
いつも、どんな格好でテレビを見るのか?
どんな時間帯にテレビを見るのか?
・・・・・難しいですね・・・・
日頃から、このようなシュミレーションを繰り返して、
インテリアの感性を育て、磨くのも大切ですね。
もちろん、IKEAの提案するスタイルがお好みの方は、
それをそっくりそのまま揃えてしまえば、
ある程度はまとまりのあるお部屋になります。
けれども、ライフスタイルが変わったら、その家具たちはどうなるのでしょう・・・。
たとえIKEAの家具でも、10年20年単位で大切に使い、
リビングで使わなくなったら
子ども部屋や納戸などで再利用する。
地球環境に関心のあるわたくしたちは、そこまで見据えて、
コーディネートしたい、また、していただきたい、