IKEAの家具についてのお話、その続きでございます。
今回は、
日本のインテリアの歴史、
そしてわたしたちの暮らしについても言及したいと思います。
IKEAの感性は、もともとは北欧のものです。
デザイン感覚に優れた北欧の人々は、
その一方、わたしたちにとって、
インテリアという概念、そしてインテリアの感性は、
まだ発展途上ともいえます。
和室が消えてLDKが出現したのはつい最近のことなのです。
けれども、日本人の住まい方は、
多目的に使用できる和室の時代から、そう変わってはいません。
リビングにも客間にも個室にもなりますね。
一方、欧米の生活スタイルは、
部屋ごとに使用用途が決められています。
欧米と同じ住まい方をそのまま取り入れながら、
暮らし方は昔ながらの感覚のままです。
ですから、
日本に住むわたしたちの暮らし方に合った
住まい方を考える必要がありますね。
住まい方を考える必要がありますね。
たとえば、もはやLDKと洋風インテリアを捨てさることはできませんから、
そこをどう住まうか、
という課題がございます。
まだまだ日本のインテリアの歴史は浅いのです。
そんな日本のわたしたちが、
IKEAの販売スタイルについていくのは、
本当に難しいですね・・・。