デザインの国 フィンランド
首都ヘルシンキの街を歩いていますと、
日常のさりげないシーンでも、こだわりと気配りがほどこされていることに、
フィンランドのすばらしさを実感いたします。
さて今回は、ホテルのお部屋をご紹介しますね。
古いレンガ造りの建物です。
チェックインして、
4階にある部屋に向かおうとすると・・・
なんと!
手動のエレベーターです! ちょっと不安になってきました・・・
(ちなみにこのエレベーター、予想以上にスリリングなのです)
とはいえ、無事になんとか、お部屋に到着。
ドアを開けてみると・・・
きゃあ! すてき!!
と思わず叫んでしまいました。
モダンな雰囲気のお部屋です。
間接照明とスタンドや小さなランプ
さすが、照明の使い方は勉強になります。
日本のように、天井にシーリングライト、ではないのです。
スタンドも
かっこういいのです。
備え付けのデスクとチェアが
アクセントになっています。
デスクのスタンドは
チェアとおそろいの色。
お部屋のなかでは、さまざまな色が使われているのですが、
それが雑多な感じを与えることなく、
むしろ心地よさを感じます。
日本では、ナチュラル系、モダン系、モノトーン、エスニック系・・・と、
お部屋の中の色を統一してしまうのが主流ですね。
たしかに色を統一すると、お部屋のインテリアがまとまりやすいといえます。
その一方で、
なんとなくメリハリにかける・・・
主張のない空間・・・
どこにでもありそうなインテリア・・・
など、ちょっと残念なことにもなってしまいます。
わたくしたちが泊まったこちらのホテル
決して有名なデザイナーのものではなく、
フィンランドではごく一般的なホテルだそうです。
ヘルシンキの街を歩けば
デザインにあたる
次回は街の中のデザインです!