フィンランド デザイン修行紀行
今回は、街の中で見つけた、デザインあれこれです!
まずは、世界最北の地下鉄である、ヘルシンキ地下鉄。
この地下鉄の車両は、
フィンランドの有名なデザイナーである
アンティ・ヌルメスニエミのデザインなのです。
色使いや車体のラインがなんともおしゃれ。
フィンランドでは地下鉄もデザイナーものだなんて・・・
ためいきが出ます。
そして、ヘルシンキ中央駅でございます。
フィンランドの有名な建築家エリネル・サーリネンによるデザイン。
プラットホームの上は、ガラス張りになっています。
駅構内がまるで大きなサンルームのよう。
開放感と同時に、包まれているような心地よさを感じます。
街中の郵便ポストもキュート!
オレンジ色にブルーという組み合わせは、
なかなか日本人には考え付きませんね。
市場のようすです。
色とりどりの果物や野菜。
色彩感覚の形成要因の一つには、自然環境がございます。
たとえば、韓国の民族衣装チマチョゴリ。
淡く、はかなげな色は、早春に咲く花の色を、
また、農村地帯の鮮やかな色使いは、
暑い暑い夏に咲く花の色を
連想させます。
フィンランドでも同じことがいえるのでしょうね。
そして
わたくしたちの国、日本でも。
日本の伝統的な色彩感覚を大事にしたいなあと、
遠く離れた地に立って
しみじみと思うのでした。
街角のインテリア
フィンランド スペシャル
これで終りです。
たくさんのことを肌で感じ、
目で学び、
帰国の途に着きました。
~番外編~
遠距離バスがならんでいます。
よーくみると・・・
バスの表示が、コーヒーカップのマークに!
「コーヒー休憩」
と書いてあるようです。
フィンランド人はコーヒー大好き。
一日5回のコーヒータイムがあるそうです。
けれど、まさかこんなところに・・・
くすっと笑ってしまいました。
本当に、おしゃれな国ですね!