先日、子ども部屋におくための、コートハンガーをさがしていました。
が、なかなか、ぴったりのかわいいものが見つかりません。う~ん、どうしようか・・・頭を抱えました。
こういった雑貨ものでも、妥協せず、じっくりとさがすのがわたくしたちのスタイルです。
ショップに足を運び、インターネットで根気強くさがし・・・
水色と白をベースにしたインテリアにぴったりです。
http://item.rakuten.co.jp/grove/yj-ph-kumo/
このコートハンガーをどこで使うのかといいますと・・・
昨年冬、東京都郊外にお住まいのBさまが、子ども部屋のご相談にいらしてくださいました。
Bさまのお宅では、今年の4月に2年生になったお子さんがいらっしゃいます。
さえちゃんという、読書の好きな、恥ずかしがり屋の女の子です。
さっそく、小春日和の中、下見にうかがいました。
南向きの6畳のお部屋です。
温かい陽射しが差し込んで、心地よく、思わずうとうと・・・・
しながら、すてきなお部屋にしてさしあげようと思いました。
実は、Bさまのお宅では、「子ども部屋は必要ない」というお考えなのだそうです。
けれども、さえちゃんのまわりでは、小学校入学と同時に子ども部屋をつくってもらうお友だちが多く、お友だちのご自慢の部屋に遊びにいくたびに、さえちゃんも自分の部屋がほしくなってきたそうです。
私のお部屋にお友だちをよんで遊びたい・・・
静かに落ち着いて本を読みたい・・・
ママに叱られたらお部屋で泣きたい・・・(あら、こんなこと書いていいのかしら?)
さえちゃんの成長を見守ってこられたご両親。
1年生の冬には、「子ども部屋をつくってあげたほうがこの子のためになる」と思われたそうです。
子ども部屋をつくるかどうか。
そんな小さなことにも、家族のSTORYがあるのですね・・・。
お母さまとじっくりお話し、また、さえちゃんのお話もたくさんうかがい、
年明けには「さえちゃんの部屋プロジェクト」がスタートいたしました!
「お姫さまみたいな部屋にしたい!」とさえちゃん。
「シンプルにスマートに」とお母さま。水色と白をベースにしつつ、ベッドには天蓋を設置するなど、
「シンプル・・・でも、お姫さま気分がたっぷり味わえるインテリア」をコーディネートいたしました。
ベッドを搬入し、チェストを設置し、カーテンと天蓋を取り付け・・・まだまだ進行中です。
お母さまと相談して、さえちゃんの様子や変化をみながら、子ども部屋をつくりあげていきます。
通常、コーディネートが決まりますと、工事は一気に仕上げてしまうものです。
今回のように、「子どもといっしょにインテリアが成長(?)していく」という形は、
わたくしたちもはじめてのことで、わくわくどきどきの連続です。
「さえちゃんの部屋プロジェクト」の様子はまたご報告しますね。
お楽しみに!